« 2010年05月 | メイン | 2010年07月 »

2010年06月 アーカイブ

酸性雨とは

酸性雨は、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質をとりこんで発生すると考えられている、PH(水素イオン濃度)5・6以下の雨をいいます。

したがって、酸性雨は硫酸や硝酸をふくんだ強い酸性の雨なのです。

工場や自動車などが燃料に使う石油や石炭には、その種類によって量は異なりますが、微量の硫酸や窒素がふくまれています。

これを燃焼させると酸化して、SOxやNOxとなり、排ガスとして大気中に放出されます。

このSOxやNOxは、気流にのって、数100~数1000キロメートルも流れていき、その間に酸化して水にとけやすい物質となり、雨とともにふってくるのです。

だから、酸性雨は、大気汚染物質の発生源から遠く離れたとんでもない地域に被害をおよぼすことになるのです。

国境をこえた大気汚染として、とくに工場などがたくさん立地するヨーロッパや北アメリカなどで深刻な問題になっています。

san.jpg

酸性雨とは その2

酸性雨は最近では、中国でも「空中鬼」などの名前で問題視されるようになっています。

とくに南西部で酸性の強い酸性雨が発生しているのです。

中国における酸性雨の原因は、硫黄分の強い石炭を大量に使うためだろうといわれています。

酸性雨がつづくと、石づくりの建物が溶けてしまったり、雨が直接葉にあたり、あるいは土壌が酸性化して有害な金属がとけだし、根をいためることなどによって、森林が枯れ死んでしまったりします。

また、酸性雨が流れこむことによって、井戸水や湖沼、'川などが酸性化し、そこにすむ魚類が減少したり死に絶えてしまうような被害がおきるのです。

たとえば、統一前の西ドイツでは、面積比にして森林の50%強がなんらかの被害をうけ、その地域の2%では森林がほとんど枯死状態だと報告されています。

また、スウェーデンでは、中規模以上の湖沼8万5000のうち、1万8000で酸性化がすすみ、そのうちさらに4000の湖沼では魚が死滅するなどの深刻な影響が出ているといいます。

経済活動の拡大と軌を一にして、1960年代から世界の硫黄酸化物の排出量が急増し、ちょうどそのころから、酸性雨の被害が顕著にみられるようになったのです。

いっぽう、日本では、酸性雨は観測されるものの、被害はまだあまり顕在化していません。

これは、欧米とは土壌の質や樹木の植生が異なり、また公害対策がすすんでいるためだと考えられていますが、このまま酸性雨が降りつづけば、いつなんどき、とつぜん被害が表面化しないともかぎらないのです。

About

2010年06月にブログ「環境はだいじ」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年05月です。

次のアーカイブは2010年07月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

宅配 クリーニング
きれいが違う!ベクセルクリン25で洗う【全国宅配】宅配 クリーニング・保管 クリーニング・洗濯代行(送料保管無料)
物流倉庫
発送代行や物流倉庫をお探しなら、ネットショップ専門の物流倉庫会社に無料で一括見積依頼できる「EC物流倉庫ナビ」!ネットショップ・通販梱包発送、発送代行、通販物流、出荷代行、物流アウトソーシングの業者を無料でご紹介します。

Tomcat

Tomcatサポート、Tomcat保守、Tomcat関連サービスに関する特設サイトです。

登山

iCi 石井スポーツはアウトドアーの楽しさ、美しさを提案します。身も心も開放してくれる自然と出会うために、週末はちょっと足を伸ばして気軽に非日常的な感覚を楽しみたいものです。快適に、そして安全に、つかの間の一日を過ごすために最低限の基本装備をしっかり揃えることができる登山とスキーの専門店です。ウォーキングからエベレストまでサポートいたします!