危機に瀕する地球環境
今世紀末までの世界の人口増加のうち、90%は発展途上国で生じるとされています。
しかも、その増加は都市部に集中するものとみられるのです。
また、環境保全を無視した工業化もすすめられています。
これらのことが、途上国における環境汚染や環境破壊をますます深刻なものにすると心配されるのです。
わたしたちは、よく「空気はタダだ」といいます。
あるいはまた、必要欠くべからざるものなのに、ふだんはその存在が意識されないものを「空気みたいだ」などと表現しますよね。
これは言いえて妙です。
わたしたちが俗に空気といっているものは、典型的な自由財であり、地球の代表的な環境資源です。
それを利用するのに、ふつう、だれもコストを支払いはしません。
もしも、呼吸するのにいちいちカネを払わねばならないとしたら、一大事ですよね。
また、大気は国境を越えて自由に流れていきますから、どの国も、何びともこれを占有することはできません。
